サラリーマンの厚生年金、いくらもらえるの?

2020年8月23日

ご覧いただきありがとうございます。
今回は老後の資産準備の一環として、年金がいくらもらえるのかを試算しました。

シュミレーション例

今回は現在の給料から天引きされている数字をもとに試算しました。
ちなみに昨年度の実績は以下の通りでした。

月額 34,770円
月額×12ヶ月 417,240円
ボーナス(夏) 52,887円
ボーナス(冬) 52,338円
総額 522,465円

改めて集計するとかなりの金額を給料から天引きされていますね。。。
本来は年収の上昇も加味したほうが、正確に年金額を計算することができますが、そこまでするとかなり手間がかかるのでこの年収を定年まで維持した前提で計算します。

では、さっそく試算結果です!!

受給開始年齢ごとの受給額

年金は現在は65歳からもらうことができますが、希望すれば繰り上げ(60歳から受給)、繰り下げ(80歳から受給)が選べます。
それぞれを選択した場合にどれだけ違いが出るかも確認しました。

受給額(月額) 受給額(年額) 増減率
60歳から受給 103,237円 1,238,844円 -30%
65歳から受給 147,481円 1,769,772円 0%
70歳から受給 209,424円 2,513,088円 42%

65歳から受給を開始した場合は、約15万円ほど年金を貰えそうです。
ただ、月15万となると今の月収から考えるとかなり減ってしまう印象を受けます。

しかし、70歳から受給にするば、月20万円となるので普通の生活が送ることができる印象です。

なので、基本的な戦略としては、年金はなるべく繰り下げて受給するのがいいかと思います。
その場合は、60歳の定年後から10年間は自身の資産を食いつぶして生活しなければいけないので、今から資産形成をすることは必須になると思います。

年齢ごとの受給総額

次に年齢ごとの受給総額を表にしました。

60歳~80歳

年齢 60歳 65歳 70歳 75歳 80歳
60歳から受給 1,238,844円 7,433,064円 13,627,284円 19,821,504円 26,015,724円
65歳から受給 1,769,772円 10,618,632円 19,467,492円 28,316,352円
70歳から受給 2,513,088円 15,078,528円 27,643,968円

85歳~100歳

年齢 85歳 90歳 95歳 100歳
60歳から受給 32,209,944円 38,404,164円 44,598,384円 50,792,604円
65歳から受給 37,165,212円 46,014,072円 54,862,932円 63,711,792円
70歳から受給 40,209,408円 52,774,848円 65,340,288円 77,905,728円

この資料によると2018年の平均寿命は男性が、81.25歳、女性が、87.32歳になるそうです。
なので、男性の場合は、65歳から受給し、女性の場合は、70歳から受給することで年金額を最大にできます。

ただ、平均寿命に関しては、これからも上昇していくことが予想されるので、基本戦略としてはやはり繰り下げて受給が一番になると思います。

結局、厚生年金はお得だったのか?

ここまでで、厚生年金の支払額、受給額の計算ができました。
最後に実際に支払った金額以上の年金が受給できたのか、見てみましょう。

年額 522,465円
年額×38年 19,853,670円

今回のシュミレーションでは年額で522,465円、給料から天引きされていました。
これに大卒から定年までの38年をかけると19,853,670円となり、これより多く受給できれば、お得だったことにります。

19,853,670円であれば、どの年齢で受給を開始したとしても80歳で支払総額<受給総額となりました。

 

ここで終われれば、厚生年金は払ったほうがお得!となるのですが、実はまだ続きがあります。
今回の月額、34,770円は折半額といい、もう半分を会社が支払っています。

なので、実際の支払額は以下の表になります。

月額 69,540
月額×12ヶ月 834,480
ボーナス(夏) 105,774
ボーナス(冬) 104,676
総額 1,044,930
総額×38年 39,707,340

合計で4,000万円近い金額を厚生年金として支払っていることになりました。
会社負担分まで含めて計算をすると多くの人が、厚生年金はお得ではない状況になりそうです。

また、この会社負担分は「ねんきん定期便」の数字には含まれておらず、意識的に隠されている状況になっています。

最後に

今回は、老後の年金の受給額をシュミレーションしました。
結果として、厚生年金はあまりお得ではない形となっていまいました。

ただ、年金は積立貯金ではなく、保険的な面も持ち合わせているので、「年金=保険」と割り切るしかなさそうです。
サラリーマンで厚生年金から逃げるすべはないので、割り切りましょう。

スポンサーリンク